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お知らせ

2025年8月21日　「令和7年度 洋上風力発電人材育成補助金」 採択事業者の一覧およびコメントが掲載されました。 ▼事業概要（公式サイト） https://r7offshorewind-hrdp.jp/ ◆取り組むべき課題 洋上風力発電のサプライチェーンにおいて、日本企業が国際的な調達基準に対応できず、参入機会を逸するケースが多く見られます。特に、風車ナセルに搭載される電気制御部品の分野では、品質保証体制の未整備や国際規格への理解不足が課題です。こうした背景から、欧州で普及しているAPQP4Windに準拠した品質マネジメントの導入・人材育成が急務です。加えて、地域中小企業がグローバル風車メーカーの要件を理解し、継続的な改善活動を実践できる支援体制の整備も重要です。 ◆今回の事業の内容 当社は、APQP4Windのトレーニングおよび実務支援を通じて、洋上風車の制御盤やバッテリーシステム等の電気部品分野における国産化・地域産業の競争力向上を目指します。具体的には、社内外の人材に対するAPQP4Windのスペシャリストおよびマネジメント資格の取得支援を実施し、さらに地元企業向けにF2Fのセミナーや勉強会を開催します。風車メーカーとの連携により、国際調達要件の具体的な理解と、サプライヤー登録に必要な実務対応までを支援する体制を構築します。 ◆代表者からの一言 ディクシアは、洋上風力発電の未来を支えるサプライチェーンの国産化に挑むスタートアップです。日本のものづくり企業が再びグローバル市場で競争力を発揮するためには、品質保証と人材育成の両輪が不可欠です。本事業では、APQP4Windの導入を起点に、国内部品メーカーが自信をもって世界の風車に部品を供給できる環境づくりを目指します。地域企業・自治体・大手メーカーと連携しながら、実効性のある育成・支援モデルを秋田から全国へ展開してまいります。 代表取締役 秋川 雅文